バルブシートリング交換(1個あたり)BMWシリンダーヘッドサービス
バルブシートリングの交換は、プロによるシリンダーヘッドオーバーホールの中でも非常に高度な技術を要する作業です。精密な加工、適切なオーバーサイズ選定、そして専門的な取り付けが不可欠となります。当社のエンジン部門では、専用の機械設備と測定技術を用いて、自社内でこれらの作業を行っています。
まず、古いバルブシートリングを慎重に切削して取り除きます。その後、シリンダーヘッドのベースボアを必要な寸法に加工します。取り付け時には、新しいシートリングを液体窒素で最大−196 °Cまで冷却する一方、シリンダーヘッドを制御された温度で加熱します。この温度差を利用することで、シートリングを応力なく挿入することができ、温度が均一に戻ることでシリンダーヘッドにしっかりと固定されます。
その後、SERDI 100バルブシート加工機を使用して、バルブシートの輪郭を精密に仕上げます。ここでは、バルブの形状や用途に合わせて、シート角と輪郭を正確に調整します。この加工は、特にBMWのクラシックな2バルブエンジンや、R65、R80、R100といったBMWボクサーエンジンのシリンダーヘッドオーバーホールにおいて、非常に重要な工程です。
バルブシートリング1個あたりの作業内容:
- 古いバルブシートリングの精密切削除去
- ベースボアの再加工
- 加熱炉によるシリンダーヘッドの制御加熱
- 新しいシートリングを液体窒素で最大−196 °Cまで冷却
- バルブシートリングの専門的な焼き嵌め(シュリンクフィット)
- SERDI 100による精密な輪郭加工
注:多気筒エンジンで複数のバルブシートリングやバルブガイドを同時に加工する場合、単価が割引になることがあります。詳細については、個別にお見積りを作成いたしますのでお気軽にご相談ください。
バルブおよびバルブシートリング本体は、表示価格に含まれておりません。価格はバルブシートリング1個あたりのものです。